2019年1月1日「施設長挨拶」

 新年あけましておめでとうございます。皆様方には、よき新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

 昨年は、診療報酬と介護報酬のダブル改定が行われ、
①地域包括ケアシステムを推進する、
②自立支援、重度化防止の取り組みを強化して質の高い介護サービスを実現する、
③介護人材の確保を目指し、生産性を向上させる、
④介護サービスを適正化し、介護保険制度の安定性・持続可能性を確保する、
という4つの考え方を基本として、さまざまな制度変更や介護報酬改定、新施設の創設などが行われました。
1947~49年生まれの「団塊の世代」が75歳以上となり、医療費、介護費が急増することが予想される「2025年問題」に向けて、 当施設も質が高く、かつ効率性を重視した介護サービスの提供体制を構築するために、今年度も引き続き介護報酬改定に真摯に取り組み、 ご利用者をはじめご家族様の安心した生活につながるような介護に努めてまいります。
また、施設理念である「目配り 気配り 思いやり」を基に個の尊厳・心のこもったおもてなしを大切にし、
地域に根ざし、共生でき、地域住民から愛される施設運営を目指し努力してまいりますので、更なるご支援を心からお願い申し上げます。

 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。


 平成31年 元旦
社会福祉法人すみれ厚生会  特別養護老人ホーム栗東すみれ園
施設長   保田 敏宏