2020年06月28日 施設内研修会 「夏場の食中毒予防について」

施設内研修会 夏場の食中毒予防について
管理栄養士:青山 仁美
6月24日に、栗東すみれ園のデイホールにて施設職員向けの研修を行いました。


食中毒とは、有害な細菌やウイルス、化学物質(農薬、ヒ素など)を含む食べ物を
食べることで起こる嘔吐・下痢・腹痛などの胃腸障害を引き起こし、免疫力の低下した
高齢者にとっては食中毒にかかると命に係わる症状を引き起こします。
日常生活で、起こる食中毒の半分以上は細菌が原因で、細菌は高温多湿の環境を好み

これからの時期は特に注意が必要です。
食中毒菌が増える条件やどんな種類の細菌がいるのか、食中毒の予防法を紹介し、
ユニットで気を付ける点をあげ、最後に実際のユニットの風景をとった写真を
一緒に見ながら、各自気になることを発表していきました。


研修を終えて、参加した職員から
何気なくしていたことが、食中毒を起こす原因になっていると気づいたという意見
施設内だけでなく、自身の日常でも気を付けていきたいという意見がありました。
開園から、栗東すみれ園では幸いなことに食中毒事故が起こっていませんが
これからも、日々の食中毒予防の意識を高めて職員一同励んでいきます。